看護部

 

教育について

教育について

院内研修プログラム

病院の理念・看護部の理念を基盤とし、医療チームの一員として質の高い看護実践ができる人材の育成をするため、充実した院内教育プログラムを準備し、教育が看護実践に結びついていくような体制を整え、より質の高い看護の提供を目指しています。

一人ひとりが自己成長を実現できる組織づくりで自己啓発を促しています。プログラムの大きな柱として、AOIクリニカルラダーシステムがあります。

AOIクリニカルラダー概念図
AOIクリニカルラダー概念図

イーラーニング学習 e-learning

看護職員研修カード00

2022年度より、教育ツールとしてイーラーニングシステムを導入しました。時間や場所を選ばず、それぞれのライフスタイルに合わせて必要な学習が取り入れられるため、より個人にあった柔軟な学習スタイルが取れるようになりました。

またクリニカルラダーとも連動しており、新人教育、現任教育共にOJTのみでは限界のあった教育内容が、一層幅広く学べるようになりました。配信テーマも著名な講師陣が多く、学習の質も担保されています。ラダーレベルに応じた個人の研修カードが配布され、毎月の必修テーマの受講や、全350テーマ(2022年5月時点)から学習したいテーマを自由に受講し、院内外の研修履修状況と共に個人の学習実績としています。

新人研修 New employee education

卒後研修1年目の皆さん

新人教育は、あおい(卒後1年目)とラダーレベルⅠ(卒後2年目)が対象になります。入職後約1ヶ月間は中央での集合教育で学んでいただきます。その中で、ローテーション研修も組まれており、各部署を実際に体験したうえで配属先の希望を出すことができます。

今年度も皆さんの配属希望が考慮された形で、配属先が決まりました。各部署へ配属されると、当院はプリセプター制度を設けていますので、部署での教育フォローも受けながら、プリセプター(先輩看護師)が一年間プリセプティ(新人看護師)の指導・育成を担当します。

2021年度までは、毎月集合研修を行っていましたが、2022年度からはイーラーニングが開始となり、集合研修はイーラーニング学習にプラスできる内容を企画し、更に充実した内容となっています。卒後2年目までは、定期的なフォローアップ研修も行っていますので、安心して成長できる環境が整っています。

現任教育 Incumbent education

現任教育イメージ

現任看護職員の継続教育として、ラダーレベルⅡからⅣまではイーラーニング学習に加え、ラダーレベルごとに集合研修を開催しています。経験年数でレベル分けするのではなく、実際の看護実践能力に沿ってラダーレベルが認定されるため、個人に合った知識やスキルを身に着けていくことができます。

また、各部署では年間を通じて、部署特性に応じた内容を中心とした学習会を開催しています。部署ごとに学べる分野も異なりますので、部署間で声を掛け合い参加できる体制をとっています。

だんだんと、組織役割が大きくなっていくラダーレベルでもありますので、看護実践能力のみならず、人間関係能力やマネジメント能力なども重視し、役割、任務遂行能力など目標管理と連動させ、個々のキャリアや市場価値を高められるようサポートしています。

看護部