人材育成
人材育成
人材育成
人材育成(潜在能力を引き出す活動)は、サービスの質を決定する重要な課題です。患者様や利用者様満足、職員満足の関係より、高い内部サービスの質が、サービスの価値を決め、患者様や利用者様の満足を更に引き出し、法人の地域貢献を高めるものと考えます。
人材育成はキャリア開発でもありますが、キャリア開発の前提の、職種基礎教育が現場で要請される知識・技術を十分カバーできていない実情もあるため、現場における現任教育の難しさを引き起こすことも否めません。
しかし、看護部門の職員は、促成栽培のように短時間で完成するものではなく、生涯を通して、学習者である自覚が必要です。
キャリア発達は、キャリアの選択と決定に自己責任を持つ、自立した看護部門職員個人が、ライフステージとの関連でとらえた職業生活において、自らの専門性の向上への欲求と期待を、組織との調和の過程で実現していくプロセスです。
キャリアの主体はあくまでも個人であり、キャリア開発の前提です。よって、看護部門職員個人の「本当のところは、どうなりたいの?」にアプローチしつつ、個人のキャリアに対するニーズの多様化に沿って、組織は個人のキャリア志向の手法を生み出すお手伝いを致します。
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▶ 稗田病院における人材育成の機会 |
▶ EPA特定技能実習生のサポート体制 |
▶ 教育担当・研修担当からのメッセージ |
稗田病院における人材育成の機会
看護職・専門職としての教育
- 新人・新採用者教育
- キャリアアップ院内教育
- キャリアアップ院外研修
- 指導者研修
- 院内集合研修(現在個別視聴形式をとっています)
- 実習指導者教育
看護補助者の業務と研修
- 新人・新採用者研修
- 要件研修
- 看護補助者業務改善検討会
組織人としての人材育成
- 委員会活動
- 医療安全管理
- 感染予防対策
- 褥瘡予防対策と栄養管理
- 要件研修
- 倫理
- 安全衛生管理
看護職としての人材育成
看護部門には、知的・倫理的側面や、専門職として望まれる高度医療への対応、生活を重視する視点、予防を重視する視点及び看護の発展に必要な資質・能力が求められます。
よって、チーム医療の推進や他職種との役割分担・連携を深め、いかなる状況も知識・思考・行動というステップを踏み、最善の看護を提供できる人として成長し続けていけるような自己教育力とそれを助ける教育システムを構築します。
教育理念
- 人間の生命と人権を尊重し、自己教育力の開発と維持・向上支援に努める。
- 社会及び法人組織から期待される能力を持つ人材を育成する。
EPA特定技能実習生のサポート体制


葵会稗田病院では、EPA特定技能実習生を受け入れています。
精神科病院で看護補助者として勤務する基礎的な知識と技術を習得することから始まり。1年~2年で看護補助者ラダーへ移行すること目標としています。
サポーターは実習生と体験を通してコミュニケーションを図ったり、生活面の問題点など情報共有を行いながら今後の方向性を確認したりと、業務面・生活面の両方から不安を除きながら技術習得ができるように関わります。
教育担当・研修担当からのメッセージ
新人・新採用者教育担当者

教育は共育であると考えて
ようこそ!!稗田病院へ
医療が初めて、臨床・在宅が初めて、精神科・内科が初めて・・などなど、皆さんの沢山の不安を受け止め、ストレングスを見つけていくお手伝いをしていきます。
まず、新人・新採用者の皆様には、オリエンテーションを通して、就業規則の説明、組織の概要や目指す方向性、各部門の紹介などに触れて、葵会稗田病院の組織人としての始まりを感じて頂きます。特に新人の方には、社会人としての研修も準備しており、その後はラダーに沿って、「なりたい自分」を目指していけるよう、職業人であるための準備として、基礎的な知識・技術の習得状況を1年間かけて部署の新人・新採用者担当と共に確認していきます。
我々サポーターは、教育は共育であると考えています。切磋琢磨しながら、日々成長していけることを楽しみにしています。
キャリアアップ教育・指導者研修担当者

大切な職員の時間を価値あるものに
キャリアアップ教育・指導者研修担当者の師長です!!
自分のstrengthを最大限に生かし、個人の目標管理に沿って、なりたい自分に近づけていけるように多種多様なOJT・OFFJTを組み合わせた教育活動を行っています。
実施の段階では、計画もさることながら、実施内容の評価を職員全員で行い、大切な職員の皆さんのお時間を価値あるものににしていきたいと考えています。
指導者研修は最近着手させて頂いたのですが、試行錯誤の結果、本年度は病院を運営するための法的柱にfocusし、その運営と評価などを中心にグループワーク等を取り入れています。私共がまずファシリテーターとなれるように共に育っていけることを楽しみにしています。
看護補助者研修担当者

個性あふれる看護補助者の方々に対応
稗田病院看護部門は、以前より他職種で構成された部門で、各職務分掌に基づき役割を認識したうえで協働しています。
看護チームにおけるタスクシフト及び必要な研修を含めた「看護補助者の業務と研修」に関しても同様の事が言えますが、実践の構造において、まず看護補助者の研修を計画する場合必要となる「稗田看護補助者ラダー」の自己・師長評価、各レベルに合わせた研修計画、個人目標計画と年間評価などの組み合わせで、個性あふれる看護補助者の方々に対応しています。
また本年度より、介護専門領域の方の参加やチームで働くすべての看護職員向けの研修も加え、より一層の体制整備を目指しています。