薬剤科
当院は、2016年9月に180床で開院し、2017年4月240床でフルオープンした新しい病院です。
2020年9月人工透析センターを開設しました。薬剤師として、薬物療法に貢献しています。
薬剤科の理念
ミッション:地域密着型病院として地域のニーズを踏まえた適切な医療を提供するために、医薬品の
有効性と安全性を確保し、信頼され満足度の高い対応を永続的に行います。
ビション:私たちは薬物療法に責任を持ち、医療の安全確保に貢献する存在として、信頼される薬剤師を
目指します。
運営方針:
1)処方支援によるリスクマネージメントへの貢献
2)臨床薬剤師としての研鑚と実践
3)医薬品の適正使用・供給管理への貢献
4)院内感染予防への貢献
構成人数: 薬剤師 8名 助手 1名
日当直体制:日・祝日、土曜日午後以外は8:30~17:30勤務以後、オンコール体制
後発品医薬品使用率:98%
調剤業務
入院患者の内服薬は、完全1包化調剤を行っています。定期処方は個人別セットし、カートで払い出しています。電子カルテの薬歴で確認し、相互作用などを確認し、医師とともに有効で安全な薬物療法を支えています。
障害者施設等一般病棟、回復期リハビリテーション病棟と医療療養病棟(透析患者を含む)の調剤を行っています。外来は、近隣に保険薬局が少ないため、約92%院内処方で対応しています。
持参薬鑑別業務
入院患者の持参薬はすべて薬剤科で鑑別を実施し、電子カルテの薬歴に反映しています。予定入院患者については、地域連携室と事前に使用薬剤を確認し、入院時に、薬物療法の継続を図れるようにしています。
薬品管理業務
注射薬は、医師の指示に基づき、安全・適正使用のために配合変化、疾患との関係や投与量・期間など監査しながら、個人別にセットし払い出を行っています。
医薬品の購入は葵会本部指導の下、購入業者が指定されています。適正な在庫管理及び有効期限などの品質管理を行い、良質な医薬品を安定供給しています。
棚卸及び定期的な巡視を行い医薬品の適正管理に努めています。
向精神薬や麻薬の管理も厳格に薬剤師が管理しています。
製剤室
高カロリー輸液の調製と院内製剤を実施しています。
医薬品情報管理業務
医薬品の適正使用と医療の質の向上のために、PMDAやメーカーからの医薬品の情報を収集・加工し、医療従事者に提供しています。
薬剤管理指導業務
薬剤師法に基づき薬剤管理指導ができる体制となっています。病棟ごとに担当者を配置し、顔の見える薬剤師として指導に取り組んでいます。
チーム医療への参加
透析カンファレンスに定期的に参加しています。
各種委員会に参加し薬剤師としての情報提供を実施しています。医療安全、ICT活動も積極的に参加しています。