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歩行獲得クリニカルパス

歩行獲得クリニカルパスのご紹介

歩行獲得に向けた取り組みについて

 回復期リハビリテーションの対象となる患者様は、脳卒中後の方や骨折後の方などさまざまです。ご病気による後遺症や入院生活に伴う体力の低下などから歩行に影響が及び、生活能力の低下、生活の質の低下がしばしば問題とされています。
 当院では個別リハビリのみでなく、病棟での離床時間の確保や集団活動など取り組んでいます。歩行獲得に向けては、理学療法士を中心とした、早期からの歩行練習、運動機能改善への取り組みなど、お一人おひとりに合ったリハビリテーションサービスを提供できるよう努めています。

歩行獲得クリニカルパスについて

一般的な取り組み

 歩行獲得に向けては、『脳卒中患者の歩行獲得リハビリテーションクリニカルパス』や各種『整形外科クリニカルパス』などさまざまな取り組みが見受けられます。クリニカルパスを導入することで、院内多職種の役割が明確となり、医療の透明化、標準化、効率化が期待でき、包括的なサポートが可能となります。

当院の取り組み

 当院では「歩行獲得クリニカルパス」を作成し、患者様の運動機能改善へ向けた手段として取り入れています。クリニカルパスでは、特に歩行獲得が困難な患者様の問題点を明確化し、全スタッフによる目標の統一化、共有化を行います。

歩行獲得クリニカルパス

注意)クリニカルパスの内容は必要に応じて随時更新、変更致します。

歩行獲得クリニカルパスの目標

 「歩行獲得クリニカルパス」では各ステップ1~3の項目において目標を設定しており、離床や水分摂取を基本とした体作りから開始します。体作りと並行して、早期より荷重訓練や歩行練習を開始します。長期入院に伴う運動機能の低下を改善し、最大目標として『歩行の獲得』を目指します。