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精神科リエゾンサービス

精神科リエゾンサービスのご紹介

精神科リエゾンサービスについて

「精神科リエゾン」は、身体疾患に伴うさまざまな心理的問題をチーム医療のなかで扱おうとするもので、医師を含む医療スタッフと精神科医が共同してあたる治療・診断やシステム、研究等の取り組みです。
当院では、精神科リエゾンチームとして精神科医による診察や、多職種間の情報共有、認知症クリニカルパスの導入に取り組んできました。また、長期入院でのストレスや意欲低下の患者様に対して、気分転換及び意欲向上の目的でバス遠足など行っています。

認知症クリニカルパスについて

一般的な取り組み

認知症クリニカルパスにおいては、精神科医療の分野において以前よりその必要性が提言されてきました。クリニカルパスを導入することで、院内の多職種の役割が明確となり、医療の透明化、標準化、効率化が期待でき、包括的なサポートが可能となります。精神科医療の分野以外でも、様々な領域病院と地域の連携にも活用されています。

当院の取り組み

当院では「認知症クリニカルパス」を作成し、患者様の機能改善へ向けた手段として取り入れています。クリニカルパスでは、認知症簡易スケールを基準とし、心理的問題のみでなく離床やリハビリにうまく参加できない患者様のサポート、目標・問題点の統一化に役立てています。

認知症クリニカルパス

認知症クリニカルパスの目標

認知症クリニカルパスでは各ステップ1~3の項目において目標を設定しており、離床や水分摂取を基本として体作りから開始します。少しでもベッドから起きている時間を確保し、リハビリやその他活動を通じて入院生活内でもメリハリのある生活を目指します。長期入院による意欲低下や認知機能の低下を予防し、身体機能改善に向けた全職種によるサポートを行います。

精神科リエゾンサービスの取り組み紹介

宮ヶ瀬ダムへのバス遠足の様子