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学会発表者

学会発表者

学会発表者インタビュー

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葵会グループのリハビリスタッフには学会で発表を行うスタッフも多く在籍しています。
そこで学会発表に関する苦労や経験などを学会発表者にインタビューをしました。

理学療法士 高坂さん
AOI国際病院(神奈川県川崎市)

研究テーマ「重度右片麻痺を呈した症例に装具療法と併用して機能的電気刺激を使用することで歩行能力の向上を図った一例」という内容で、第39回神奈川県理学療法士学会で発表をおこないました。

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1.このテーマにした理由はなぜですか?
装具療法と機能的電気刺激を併用している先行研究や症例報告を調べたが報告が少なく、実際臨床にて行なってみると患者様に対し良い効果が得られたため発表したいと思いました。

2.学会発表までの苦労したことを教えてください。
学会のある半年前に抄録の提出を行ない、2ヶ月前に発表用の資料の提出が必要であったため、それぞれ提出の2ヶ月程前から準備を行ないました。
初めての発表だったため抄録も発表用資料もプレゼンテーションも手探りで大変でしたが、共同演者の方のサポートもあり無事準備ができました。

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3.学会発表をして良かったことがあれば教えてください。
発表へ向けて論文を読む機会が増え、臨床に生かせる知識が増えたことが良かったことです。また、学会長賞を受賞させていただき、周りの方々から多くの労いのお言葉をいただき良かったです。

4.研究発表をしたいと考えている人にメッセージをお願いします。
大変なことは多いですが、その分学ぶことが多くありました。自分の糧にもなるので学会発表をチャレンジしてみるのも良いと思います。

理学療法士 横山さん
AOI国際病院(神奈川県川崎市)

2022年の日本循環器学会では「コロナ禍における心房細動カテーテルアブレーション患者の運動耐容能に関する検討」という演題を発表しました。2023年の全国循環器学会では「CPXにおける運動耐容能と握力・片脚立位の関連性に関する検討」という演題を発表します。

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1.このテーマにした理由はなぜですか?
一昨年から心臓リハビリテーションに携わるようになり、日々の業務の中で疑問に感じたことをテーマにしています。心臓の病気を抱えた患者様は、本当に動くと苦しいそうです。どんなプログラムを提供すれば、効率よく苦しさを改善方向にもっていけるのかを研究しています。

2.学会発表までの苦労したことを教えてください。
データ収集は毎回CPXを行う際に、心リハチームで行っているので大変ではありませんでした。大変であったことは、テーマを決めた後です。先行文献や計測の仕方など、必要と考えたものを調べ尽くします。今回に関しては、解析結果が出た後も大変でした。予測と結果が異なったため、考察に時間を要しました。データは年間通して手分けして集計しているので、抄録の締め切り前と発表前のスライド作りに時間がかかります。

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3.学会発表をして良かったことがあれば教えてください。
循環器学会は、当院からDr、ME、リハと色々な職種の先生方が発表するので予演会も合同で行います。他の職種の意見もきけて視野が広がります。学会もリモートから現地開催に戻りつつあるので他院の先生方と意見交換ができるのも良いと感じています。

4.新たな研究テーマなどがあれば教えてください。
心リハについての内容であたためているテーマがいくつかあります。まだ教えられる段階ではないので「もう少し練れたら。」という感じです。今後は循環器学会や心リハ学会だけでなく他の学会でも発表していく予定です。

作業療法士 漂川さん
柏たなか病院(千葉県柏市)

学会名:回復期リハビリテーション病棟協会 第41回 研究大会 ㏌岡山
発表テーマ:Microsoft Excelを活用した評価ツールの作成 ~療法士のワークライフバランスを保つための業務改善~

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1.このテーマにした理由はなぜですか?
自動車運転機能評価は検査が多く結果の統合に多くの時間を費やしていました。職員のワークライフバランスと患者への適切な評価を考慮した結果、評価内容を変えずに業務を効率化しようと考え今回の発表に至りました。

2.学会発表経験を今後の業務にどのように活かしていきたいですか?
今回、現地にて発表をする事で他院の職員と連携を図る事ができました。情報交換やアドバイス等を頂き、他院の良い所を学びつつ当院の良さを加える事で更に患者様に良い提供が出来るのではないかと感じております。

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3.学会発表についてどう思われますか?
以前の私は学会発表に対して難しく考え過ぎていたと思います。難しく考え過ぎず、経験した事のあるスタッフに話を聞き、サポートしてもらう事が大切です。まずは興味を持った事に対して動き出す事が重要だと思います。

4.葵会への入職を考えている療法士に一言お願いします。
葵会には様々な分野で活躍するスタッフが多くいます。興味がある分野の知識を深める事も良いですし、広い知識を身につける事も出来ると思います。葵会では、その興味がある分野がきっとみつかるはずです。

理学療法士 金子さん
柏たなか病院(千葉県柏市)

学会名:第10回 日本支援工学理学療法学会学術大会
発表テーマ:装具難民は受け身の連携実態により生み出されている可能性がある ~装具難民を減らすために今行動しよう~

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1.このテーマにした理由はなぜですか?
日々、患者様に向き合うなかで「装具難民」の存在を知り、ゼロを目指すべく研究テーマとしました。装具難民救済に向け、多くの方々と情報共有をしたいと考え学会発表をしました。

2.学会発表経験を今後の業務にどのように活かしていきたいですか?
学会発表により自らの思考整理がつき、その後の臨床での視点や考え方が変わると私は思っています。よって思考整理を繰り返し、患者様に良質なリハビリテーションを提供できるようにしていきたいです。

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3.学会発表をするメリットは何だと考えますか?
自らの成長に繋がるということは言うまでもありませんが、他施設の方々との情報交換を通じ同志ができることだと思います。同志との繋がりにより日々のモチベーションを高く維持できることもメリットだと考えます。

4.葵会への入職を考えている療法士に一言お願いします。
葵会は経験豊富なスタッフから若いスタッフまで多くのスタッフが在籍しており、アットホームな職場だと思います。新卒者・中途者はもちろんのこと、ブランクがある方への支援も行いますので是非一緒に働きましょう。

理学療法士 須長さん
柏たなか病院(千葉県柏市)

学会名:第27回 千葉県理学療法士学会
発表テーマ:嚥下障害を有する肺炎患者に対する顎引き抵抗運動の検討

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1.このテーマにした理由はなぜですか?
私は入院患者様を担当させて頂く中で、食べ物の飲み込みが困難な患者様を多く経験しました。そのような患者様がどうにかもう一度口から食事を摂れないかと考え、今回の発表へと繋がりました。

2.学会発表経験を今後の業務にどのように活かしていきたいですか?
自身では最善を尽くしたと思っていても学会発表で頂いたご意見では気づかされる事も多かったです。今後は日々の業務にそれらを反映させ、より良い理学療法の提供をしていきたいと思います。

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3.新たに考えている研究テーマ等はありますか?
現在の嚥下理学療法は、姿勢調整、呼吸機能、間接嚥下訓練等が主です。嚥下障害の患者様はリハビリ期間中にも誤嚥性肺炎のリスクがあるため、さらなる即時的な嚥下障害の改善を可能とする方法を研究したいです。

4.葵会への入職を考えている療法士に一言お願いします。
学会発表の過程は簡単ではありませんでしたが、職場の応援もあり発表までこぎつけました。学会発表に限らず多くの事を学べる場所です。是非一緒に学びを深めていきましょう。

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