ごあいさつ・理念
看護部長ごあいさつ
~責任あるあたたかい看護をめざして~
当院は2014年に新築移転し、医療療養型病院として地域の慢性期医療を担っております。広いスペース、全部屋窓のある、開放的な療養環境を特徴としています。私たち看護師、看護補助者は、患者さまの人権を尊重し、確実な知識や技術のもと、「責任あるあたたかい看護・介護の実践」に取り組んでいます。
また、看護・介護を通して自己成長し、一人ひとりがやりがい・働きがいを感じられるよう、ワークライフバランスの推進も大切にしています。これからも、地域の皆様に「この病院に来てよかった」と思っていただけるようなあたたかい看護をめざし日々努力してまいります。
看護部長 桐生 香代子
看護部の理念
私たちは、患者さまの人権を尊重し、快適な療養生活を整え、真心と安心の質の高い看護・介護をめざします。
組織について
教育について
当院では経験やスキルに応じて、既卒の中途入職者にはOJTを取り入れ、ブランクのある方には技術チェックリストを活用し、きめ細やかな指導を行い苦手分野を克服できるような指導を行っています。
また固定チームナーシング制をとっており、病棟毎に2つのチームにわかれて業務にあたっています。年齢や経験の違う看護師を均等に配置することで、看護師個人の不足している部分をチームで補い合えるようにしています。
院内研修においては看護現場で必要となる、知識・技術の習得に向け院内研修を実施しています。研修方法は講義や体験形式を取り入れています。希望があれば院外の研修にも参加することもできます。
院内・院外の研修で学んだことを現場に活かし、自己評価を行い、それによりモチベーションをあげて行く教育・指導を行っています。
病棟紹介
障害者施設等一般病棟(看護配置 10:1)
障害者施設等一般病棟とは、◌重度の肢体不自由 ◌ 脊髄損傷等の重度障害者 ◌重度の意識障害者 ◌筋ジストロフィー患者 ◌神経難病 等の患者様が概ね7割以上を占めている病棟です。
当院では主に病状が慢性で比較的高年齢層の患者さまの長期入院を受け入れています。
◆1階病棟(54床)
2021年9月にオープンした病棟です。固定チームナーシングを基本とする看護提供体制です。看護師は若手からベテランまで様々なスタッフが活躍しています。
入院患者さまの多くは寝たきりで、重度の意識障害や人工呼吸管理が必要な方が入院されています。2022年度の病棟目標である『患者さまの立場になって考え、思いやりのある優しい看護・介護を提供できる』よう、患者さまご本人やご家族のニーズに寄り添い個別性に合わせた手厚いケアを心がけています。
◆2階B病棟(59床)
『報告・連絡・相談・確認を迅速に行う。情報を共有し協力し合い、安全性の高い看護・介護を提供する。』を目標に掲げています。患者さまやご家族が入院して最初に関わる病棟です。新しい環境で安心して療養できるよう、患者さまやご家族にとって何が必要で、どんなことを大切に思っているのかを常に考え、寄り添える看護を実践できるように心がけています。
経験も様々な20~40代、子育て期のママナース、そして多国籍なナースが在籍しており、多様な働き方をお互いに尊重しあい、協力しながら働いています。
療養病棟(看護配置 20:1)
長期にわたり療養生活を送られる、高齢でADL全介助の患者さまが多く慢性期から終末期の看護がメインとなります。
◆2階A病棟(60床)
長い経過をたどる患者さまが多くいらっしゃるので、スタッフ間で情報を共有し、患者さまの立場に立ったケア、家族に接するようなケアを提供できるよう心がけています。患者さまにアットホームな雰囲気の中、安心して療養生活をすごしていただける病棟を目指しています。
2022年度は、『声をかけやすい雰囲気をつくり、スタッフ間で意見を言える相談しやすい、情報を共有できる病棟にする』を目標に、スタッフ間のコミュニケーションを大事にし、声をかけ合い、助け合いながら、日々の看護・介護に取り組んでいます。様々な国籍・年齢層・背景のスタッフが活躍しているチームワークの良い病棟です。
◆3階B病棟(59床)
慢性期の長期療養を目的として入院されている方が多く、毎日穏やかに過ごされています。医療処置だけでなく日常生活の援助にもじっくり取り組むことができます。
『声掛けを密に行い、報告・連絡・相談を強化し、共通認識のもと統一した看護ケアが提供できる』を目標に、スタッフ間で声を掛け合い、助け合い思いやりをもって看護ケアが提供できるよう、チームワークの良い病棟づくりに努めています。幅広い年齢層のスタッフが在籍していますが、個々が活躍し笑顔や活気に溢れています。
◆4階A病棟(60床)
患者さまは、寝たきりで病状の落ち着いている方が多く、落ち着いた雰囲気の病棟です。
スタッフは、年齢層が幅広く、外国人スタッフも多く在籍。看護師・看護補助者ともに、積極的な意見交換や情報共有を心がけ、協力し合いながら業務を行っており残業もほぼありません。
『情報理解を共有し、継続的に安全な看護・介護提供が出来る』を病棟目標に掲げ、患者さまが安全で安楽に療養して頂けるように、積極的なカンファレンスの実施や報連相を強化し、明るく元気に業務に取り組んでいます。
◆4階B病棟(59床)
『患者さまに安全・安楽な療養生活を提供するために技術・知識を深める』『看護師・看護補助の新入職者がお互い声をかけやすい環境を作る』の2つの目標を掲げています。
入院患者さまのより良い療養環境について考え、患者様に寄り添った看護・介護を心がけています。
スタッフの年齢層は20代から50代までと幅広く、外国人スタッフも在籍しておりグローバル化も進んできています。
新入職者にはベテランスタッフがサポートにつき、安心して仕事ができるように支援しています。
スタッフ同士で意見交換しやすく、毎日患者さまのためのカンファレンスをし、患者さまが安心して入院生活をおくれるようにスタッフ一丸となって日常生活のケアに取り組んでいます。
外来
内科・整形外科の診療介助をメインに、各種検査および内視鏡・ペイン外来などの介助・看護を行っています。また、午後は入院患者さまのケアにも携わっています。少人数ですが、チームワークの良い職場です。
外来の患者さまは主に近隣のシニア世代の方が多く、ゆったりとした和やかな雰囲気です。
患者さまの変化に気づき、在宅療養のお手伝いができるよう、地域に根差す外来を目指しています。