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障害者施設等一般病棟

当院では、60床の障害者施設等一般病棟を有しています。主に重度肢体不自由(脊髄損傷や下肢の切断など)や神経難病で長期的な入院が必要な患者様を受け入れる病棟です。そのため、患者様自身がその人らしく快適に療養生活を過ごせるよう多職種と連携しながら治療やケア・リハビリテーション・環境整備などを行います。自宅や元々いた施設へ戻れるためのリハビリテーションや退院支援も積極的に行っています。

 

長期的に入院される方への関わり

 患者様の病状や身体機能に応じてリハビリテーションを実施します。また、快適な療養生活を過ごすために環境設定や日常生活動作の設定を実施します。

 

病状の初期で医療的な処置等が必要な方への関わり

 治療が優先的に行われるなかで病状に沿った関わりをします。治療に伴う安静期間で

日常生活動作能力の低下(廃用症候群)が生じるため、可能な限り廃用症候群が進行しないようリハビリテーションを実施します。

また、誤嚥性肺炎などで一時的に食事摂取が困難となった患者様に対して再び

口から食事摂取ができるか評価し、状態に応じてリハビリテーションを実施します。

 

急性期としての治療が終了した方への関わり

元々生活されていた自宅や施設へ戻れるようリハビリテーションを継続し、病状や今後の方向性に応じて回復期リハビリテーション病棟、療養病棟への転棟を検討します。