基本理念

基本概念

広島平和クリニックは、2005年に広島県内で初めてPET-CTを導入し、「がんドック先端医療健診センター」として先進的ながん診療を開始しました。2009年には高精度がん放射線治療センターを増設し、国内初号機Novalis Txによる高精度放射線治療を開始しました。PET-CTと放射線治療という二つの先端医療を統合した診療体制は、当院の理念の中心にあります。

2018年にはPET-CTを半導体PET(Discovery MI)2台体制に更新し、MRIも3Tと1.5Tの最新鋭2台体制とすることで、地域の高度画像診断ニーズに応える体制を整えました。

当院のPET-CT検査は年間6,500件近くにのぼり、そのうち約1,800件は自由診療(検診目的)として地域の健康維持に活用されています。さらに、検査全体の7割強は地域の病院・診療所のがん専門医からの紹介であり、高度な医学的ニーズに応える専門的画像診断を担っています。

当院では、PET/CTによる病変の正確な特定をもとに、転移・再発病変に対して積極的に局所治療を行う診療を長年実践してきました。これは近年前立腺がん領域で注目される転移指向性治療(MDT)の先駆けであり、"診断と治療の統合"というセラノスティクスの原点を、核医学と放射線治療の融合として早くから実践してきたものです。

2026年にはNovalis Edgeを導入し、脳腫瘍・肺がん・前立腺がん・転移性腫瘍に対する、より精密で短期間の定位放射線治療(SRS/SBRT)が可能となりました。同年より開始したPSMA-PETは、前立腺がんの微小転移を高精度に可視化し、局所治療と全身治療を統合する"狭義のセラノスティクス"を実現しています。

そして私たちは、「広義のPSMAセラノスティクスの近未来を、地域から考え続ける」という姿勢を大切にしています。それはPSMAに限らず、FDG-PET、SSTR、α線治療、分子標的薬、免疫治療など、診断と治療をつなぐすべてのアプローチを包含する、がん医療の普遍的な方向性です。

土曜日・日曜日・祝日も診療を行い、地域の強いニーズに応える体制を維持していることも、当院の大きな特徴です。