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頸椎症について

整形外科

頸椎症について

首の骨(頸椎といいます)が加齢による変化を原因として、その構造に変性(骨棘形成、靭帯肥厚、椎間板膨隆など)が起こる疾患です。首まわりや手足の痛み・しびれ、動かしずらさなどの症状を出すことがあります。

■ こんな症状はありませんか?

(1)手足のしびれ          (4)よろよろして歩きにくい
(2)手指が使いにくい        (5)手が痩せた
(3)肩こり、首・肩・腕の痛み


上記のような症状がある場合、脳の病気、神経そのものの病気も考えられますが、頸椎に原因があることもあります。頸椎には脳から連続する脊髄、そこから枝分かれして腕や手に伸びる神経があります。
頸椎症は、a.頸椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)と、b.頸椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)に分類されます。

「 頸椎症の分類 」

a.神経根症:片側の腕や手、肩甲骨のあたりが痛くなったりしびれたりします。

b.脊髄症:両方の手足の感覚が鈍くなったり、動きが悪くなったりします。
     さらに悪化すると平地でもふらふらしてうまく歩けないとか排尿に不具合が出たりします。


どちらも比較的日本人に多い疾患です。気になる症状があれば単なる「肩こり」・「年齢のせい」だと自己判断せず当院整形外科専門医にご相談ください。