看護部

 

CNS

CNS

CNS  -Certified Nurse Specialist-

3人のCNSが連携し、看護の質の向上をバックアップします

長谷川病院は日本看護協会が認定する専門看護師(Certified Nurse Specialist)制度ができる10年前から、病院認定のクリニカルナーススペシャリスト(CNS)の活動と育成に力を入れ、実際にたくさんのCNSが活躍してきました。CNSは、高度化した医療現場で複雑な健康問題を抱えている患者様に対して、専門の知識と技術を持って問題解決を図ることのできる看護師として期待されています。

現在、日本看護協会の認定を受けた精神看護専門看護師が3名在籍しています。また、精神看護専門看護師の認定を目指して活躍する看護師も多く、積極的に応援・サポートしています。

長谷川病院のCNSは、病棟や外来に所属するのではなく、看護部長直属のスタッフとして位置づけられ、独立したポジションで活動しております。このため、看護の質の向上を目指し、病棟や外来のスタッフと共に、患者様へ直接ケアを行ったり、看護計画を一緒に考えたり、スタッフが抱える困難の解決に向けて活動しています。

CNSの役割

  1. 実践
    患者様のケアを病棟・外来・訪問などのスタッフと一緒に行っていきます。
  2. 相談
    患者様に必要なケアが提供されるよう、スタッフや看護管理者の相談を受けます。
  3. 教育
    病棟スタッフのニーズに応じ、教育委員会と連携して教育プログラムを企画・実施します。卒後教育ではセルフケア理論や精神力動理論、看護理論などの講義を担当しています。
  4. 調整
    患者様に必要なケアが円滑に行われるように、他職種も含めたスタッフ間の調整を行います。
  5. 倫理調整
    倫理的な問題や葛藤の解決をともに考えます。
  6. 研究
    患者様のケアと看護実践の向上のための研究を行います。また、新しい研究の知見をスタッフに提供したり、スタッフが行う研究のサポートをします。

この他、当院では次世代の専門看護師を育てる役割も担っています。
また、各大学院のCNSコースの学生さんの実習を受け入れ、その指導を行っています。

 

CNSスタッフの役割

看護部CNS(精神看護専門看護師・クリニカルナーススペシャリスト)

精神看護専門看護師を目指そうと決めたのは、大学卒業後に入職した総合病院の血液内科・消化器内科に勤務していたときのことです。骨髄移植などでクリーンルームに隔離中に精神疾患を発症する患者さんや、死と向かい合う不安に怯える患者さんと接するうちに、精神科看護を目指したいと思うようになりました。3年間勤めて退職して大学院に入り、精神看護学コースを専攻しました。

長谷川病院との出会いは、前の病院時代に参加していた事例検討会です。そこに参加されていた当時の看護部長が話す精神科看護の世界に惹かれ、当院に転職して、大学院に通いながら非常勤として働き、卒業後に常勤職員になりました。

専門看護師の資格認定は大変で、常に自分の知識や経験の未熟さを自覚させられることばかりでした。幸いなことに、当院は日本看護協会が認定する専門看護師(Certified Nurse Specialist)制度ができる10年前から、病院認定のクリニカルナーススペシャリスト(CNS)の活動に力を入れ、実際にたくさんのCNSが活躍していました。おかげで、先輩たちからサポートをいただき、無事認定を受ける事が出来ました。

現在、私も含めて3人のCNSが看護部長直属のスタッフとして働いており、看護の質の維持と向上が私たちの使命です。

支援が困難なケースのケアプランを現場のスタッフと一緒に考えたり、看護師の悩みを聞き、ともに解決策を考えます。また、看護師の教育やサポートにも力を入れています。医師や薬剤師、ソーシャルワーカーなど他職種とディスカッションして、看護の立場から意見を伝えることもあります。

精神科看護は、患者さんの持つ力や強みを活かして、生活の場面からキュアやケアに大きくアプローチできる領域です。それにより、患者さんがより自分らしく生きることが出来るようにケアします。

また、専門職間がそれぞれの領域の尊重しつつ、フラットに意見を出し合いながら各医療スタッフと連携を取り、患者さんにとってより良い治療や看護を話し合うことで、より質の高いケアを提供しています。

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