看護理論
看護理論
長谷川病院看護部が臨床で活用している理論
セルフケア理論
当院の看護部では、ドロセア・E・オレムの「セルフケア理論」を精神科看護分野に応用し「オレム・アンダーウッドモデル」を構築したパトリシア・R・アンダーウッド先生の指導を受け、理論の臨床への活用を実践しています。
(当院の看護の定義 パトリシア・R・アンダーウッド 1984年)
看護者は、精神分析理論に基づいて患者の行動を理解し、患者が日常生活において、セルフケアや自己決定能力を取り戻し、維持し、あるいは獲得するのを援助するために、看護過程を用いる。看護者は、患者-看護師関係(という関係)の範囲内で、観察者や教育者として、社会化を引き起こす者として、また精神療法の行為者として、そして治療的環境の創造者として行動する
ストレングスモデル
当院の看護部では、患者様が自分らしい人生を取り戻し生きる「リカバリー」を目指す支援をしたいと考えております。そのために、患者様の夢や強みを活かしていけるようリカバリーとストレングスモデルを基に聖路加国際大学 萱間真美先生が作成したストレングスマッピングシートを用いて患者様のお話を聴かせて頂きます。そしてそれはセルフケア看護モデルを通して提供する看護、自分の人生を自分で決め(自己決定)、主体的に生きることとも通じています。