平成30年度学会報告会を開催しました
2019年04月08日
3月5日(火)平成30年度学会報告会を開催しました。毎年、各部署の職員が様々な学会で発表を行っていますが、院内で他部署の発表を共有する貴重な機会です。今年度は4演題を選択して発表会としました。タイトルと内容は次の通りです。
①「体制整備事業の利用を通しての考察」(社会事業部 第32回東京精神科病院協会学会)。当院で利用した退院のサポート(体制整備事業)について、利用者がとても増えていること、そして退院への支援となっていることが示されました。
②「当院におけるピアサポーター講演会の意義について」(活動療法科 平成30年度東京都精神障害者地域移行促進事業地域移行関係職員に対する研修)。
当院に来ていただいたピアサポーター講演会について、その意義を発表してくれました。ピアの方々の体験談や言葉がとても当事者に響くと言うことが確認できました。
③「セルフケア看護モデルを用いた精神科標準看護計画の作成」(CNS 第19回日本医療情報学会看護学術大会)。電子カルテ化を通して、精神科看護計画をあらためて見直す機会になったこと、看護について深く検討されたことが発表されました。
④「スポーツ経験のある薬物依存症者の回復までの過程」(看護部 第17回日本アディクション看護学会学術大会)
薬物依存症者のリカバリーについて、スポーツがどのような影響を及ぼすのか、どのように活用すると良いのか等発表が行われました。
来年度も日々の臨床を見つめ、深めた結果を多くの学会で発表できることを期待したいと思います。