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精神科救急病棟の状況

当院精神科救急病棟の状況

当院精神科救急病棟(C2・C3・C4病棟)の状況

項目/年度2021年度2022年度2023年度
入院数787人768人821人
退院数556人557人551人
平均在院日数64.7日63.8日62.3日

※退院数には、他病棟へ転棟後に退院した数は含みません
※平均在院日数<計算式>  分子:年間在院患者数  分母:(年間入院数+年間退院数)÷2

 

当院精神科救急病棟(C2・C3・C4病棟)の残留率

2022年度 当院精神科救急病棟入院患者様の残留曲線

当院救急・急性期病棟では、ほぼ70%の患者様が90日以内に退院しています。6か月残留率は13.2%、1年残留率は5.3%です。
参考値:データを公表している他院の救急・急性期病棟の6か月残留率は20%以下、1年残留率は10%以下(2.1%~9%)です。
当院の2022年度の、全病棟における6か月残留率は19%、1年残留率は9%です。

 

当院精神科救急病棟(C2・C3・C4病棟)の行動制限状況

精神保健福祉法に則り、精神保健指定医がリスクとベネフィットを評価した上で、早期の病状改善と安全確保のために行動制限をすることがあります。また、行動制限最小化委員会で行動制限の状況を把握しながら、最小化に向けた努力をしております。
2023年度、行動制限の日数が増加したのは、治療抵抗性統合失調症の治療薬であるクロザピンの導入を精神科救急病棟で行ったためと考えられる。

項目/年度2021年度2022年度2023年度
隔離日数の平均日数7.9日9.3日19.0日
隔離日数の中央値4日6日14日
拘束日数の平均日数17.5日7.1日14.4日
拘束日数の中央値9日4日8日

※【身体抑制率】
病床にて身体抑制を実施した数を平均で示す指標です。
<計算式>  分子:分母のうち(物理的)身体抑制を実施した延べ患者数  分母:病床入院延べ患者数

(2012/04/18日本病院会オリジナル指標)