「パリペリドンパルミチン酸エステル持効性懸濁注射液の安全使用における薬剤師の取り組み(腎機能評価における観点から)の研究」のご協力のお願い
1.研究の意義と目的
非定型抗精神病薬で4週間効果が持続する持効性注射剤は成分として2種類ありますが、その内のパリペリドンパルミチン酸エステルは腎機能(クレアチニンクリアランス値)に合わせて減量、中止する必要があります。当院では導入時に薬剤師も腎機能(クレアチニンクリアランス値)を評価していますが、治療が長期間となる患者さまの腎機能の評価は行っていませんでした。そこで当院で治療継続中の患者さまの腎機能を評価し、減量基準に当てはまる患者さまを抽出し、医師へ処方提案を行う業務を始めました。本研究は定期的な腎機能評価を薬剤師が行う事で、適正な薬物治療に貢献できることを評価する目的で行います。
2.研修の方法
- )研究の対象となる方
パリペリドンパルミチン酸エステル持効性懸濁注射液(25mg、50mg、75mg、100mg)使用者(2024年2月1日~9月1日) - )調査期間
2024年2月1日~9月1日 - )研究方法
カルテ調査
3.個人情報の保護
患者さまの個人情報の取り扱いには十分配慮し、外部に漏れないように厳重に管理を行います。個人情報を保護するため、個人情報管理者が研究の対象者ごとに番号を付けて、資料やデータ等の取扱い時にはこの番号を用い、氏名等は使用しません。また、あなたとこの番号とを結びつける対応票は、鍵のかかる場所で厳重に保管します。
4.研究結果の公開
研究結果として学会や論文に活用する可能性があります。
この研究にご質問等がございましたら令和6年9月30日までにお問い合わせ下さい。ご自身やご家族の情報が研究に使用されることにご了承いただけない場合には、研究の対象といたしません。またこの場合にも、治療や看護などの病院サービスに不利益が生じることはございません。この期間中にお申し出がない場合は、ご了承されたものとさせていただきます。
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