第38回日本看護科学学会で当院の看護師が発表をしました
2019年02月04日
平成30年12月15日(土)日本看護科学学会で「精神科に入職した新人看護師がとらえる看護師としての成長~看護師2年目のインタビューから~」という演題で当院の看護師が発表をしました。
<発表者の感想>
このたび学会で発表を終えることが出来ました。まずは研究にご協力頂きました方々に御礼申し上げます。この研究は自身が教育をする立場になった時の疑問を基に行ったものです。新人看護師は教科書通りにならない現場(臨床)を味わい、苦悩を抱えますが、多くの支えの中でそれを乗り越えて新たな自分を見出していきます。苦悩は一見悪いものに見えますが、過ぎてしまえばそれは成長の前触れだったのかなと思えます・・・という旨を学会で発表してきました。聴衆からは「精神科ならではの苦悩も踏まえて支援が考えられると深みが出る」とコメントを頂きました。また自身が学会を聴講して感じた事は、看護研究は豊かな実践の礎となるよう、または働き手の助けにするにはどうしたらよいかまでを考えなければいけないということです。研究は机上で行う印象がありますが、最終的には臨床に還元されていくのだと思います。自身の研究もまたそうなるように頑張りたいと思いました。