平成31年(2019年) 4月12日に今年度第１回目のケア検討会を行ないました。
ケア検討会はCNSや看護部長、副部長、各病棟・外来、ケースワーカー、医師などが参加し事例を通して患者様の理解を深めより良いケアを検討していくために行っています。
＜参加者の感想＞
ここ数年でADLの低下が進んだ統合失調症の患者様のケアについて今後の介入方法や方向性を検討したいと考え事例を出しました。患者様の生きてきた人生を、発病前と発病後の変化を患者様の立場になってふりかえり、患者様がどのような思いで生活をしてきて今があるのか、ADLが低下している理由を副作用からだけではなく精神力動の視点も含め考えていく必要がある事や、ご家族の思いなどケースワーカーの話が聞けて今後ご家族とともにどのように患者様を支えていくかを考えていく必要があることなど、様々な視点から患者様の理解を深めることの重要性を学びました。この学びから患者様への援助を考え実践していきたいと思いました。