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新着情報

「カンフォータブ・ルケア」~認知症・高齢者の行動制限最小化について~研修会を行ないました

2019年10月18日

10月2日(水)医療法人北仁会旭山病院の認知症病棟師長である南敦司先生を講師としてお招きし、カンフォータブル・ケアの研修会を行ないました。
<認知症治療病棟副科長の感想>
昨年の11月院内研修で行われた「カンフォータブル・ケアで変わる認知症看護」に続き、今回は「認知症、高齢者の行動制限最小化について」という講義を受講しました。講義前にグループに分かれて車椅子固定ベルトと拘束着(つなぎ)の着用体験をし、患者様の気持ちに気づくことから始まりました。この体験から、行動制限が本当に必要なのか、行動制限を行わず代替えとして看護ケア・技術はないのかと振り返えりをすることが出来ました。南先生からの言葉で「認知症は発症から、約10年かけてゆっくりと死に向かうターミナルケア」であるという言葉に、今後患者様自身とそのご家族、病棟内のチームや病棟内外のコメディカルと、残された時間をその人らしく社会での生活が営めるように、その人たちの思いを大切にしながら、今回の研修で学んだことを活かし行動制限者数を「ゼロ」に向けた取り組みを始めて行きたいと思いました。
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