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放射線科

放射線科

当院の放射線科は、当院の病院理念である「優しく上質な医療を提供する地域密着型病院」を目指すため、各診療科の医師、コメディカルと連携して、単純X線検査・CT検査・MRI検査・透視検査・MMG・血管造影検査・骨塩定量検査など様々な検査を行っております。
撮影した画像は速やかに院内ネットワークで配信され、外来や病棟のPC端末で担当医がいつでも画像情報を簡単に閲覧する事が出来ます。
また、地域の医療機関の先生方からのCT・MRI検査などの依頼も積極的に受け付けております。

血管造影検査

脳血管治療とは、カテーテルという非常に細い管を血管の中に挿入し、このカテーテルを通して治療する方法です。脳動脈瘤のコイル塞栓や、脳動静脈奇形の塞栓術、頚動脈狭窄のステント留置術、超急性期脳梗塞の再開通療法(機械的血栓回収術)など様々な脳神経疾患の治療を開頭術を行なうことなく低侵襲に行なう事が出来ます。

 

脳梗塞の超急性期治療1

MRI検査

当院では、1.5Tと3.0Tの2台のMRIを運用し、お待たせする事が少ない予約体制を考えております。
MRI検査は磁気の力を利用した画像検査であり、放射線を使わないので「被曝」の心配は全くありません。
3.0TMRIは1.5Tと比べ、2倍の信号が得られるために短時間でより鮮明に病変を確認する事ができ、従来のものに比べ、非常に強力な磁力線と電波を利用し、全身の微細な病変を時間短縮または高画質化する事が出来ます。その高画質化により、より小さな異変も発見しやすくなり、早期発見・早期治療につながっております。また、造影剤を使用する事無く、1.5TMRIと比較して、より末梢の血管の撮像が出来るようになった事で検査中の身体への負担を軽減する事が出来ます。

MRI

CT検査

CTとはコンピュータ処理された断層画像の事です。基本的に水平断といわれる輪切りの画像を提供しますが必要に応じて冠状断・矢状断・3D画像などの任意の画像を構築できます。また、当院の80列マルチスライスCTでは、冠動脈(心筋を栄養する動脈)や心臓そのものを描出する事に長けており、またその他の部位についても高精細な画像を短時間で得る事が可能です。

CT

透視検査

透視検査とは、主に一般のX線写真では写らない部位を、造影剤などを使用して、X線透視下で目的の部位を確認しながら撮影していく検査です。またX線透視は、様々な検査や処置(骨折の整復など)の補助的役割としても用いられています。

MMG(マンモグラフィー)

マンモグラフィーは、丸い乳房を平らに広げて(圧迫して)撮影を行ないますので、少し痛い検査です。なるべく薄く延ばした方がボケや重なりが少なくなり、より鮮明な画像が得られ被曝量も少なくなります。検査の際は少しの間、我慢していただきますがご協力をお願いします。当院では、精度管理中央委員会の認定を受けた女性技師のみで撮影しておりますので安心して検査をお受けください。

マンモ

骨塩定量検査

当院では骨粗鬆症の予防・治療効果の判定や経過観察などに骨密度測定(DEXA法)を行なっております。骨粗鬆症とは、骨塩量(骨密度)が低下して、骨の内部が脆くなる骨の病気です。骨粗鬆症になると、骨折しやすくなり腰や大腿骨などを骨折しまった場合、寝たきりになってしまう事もあります。お年寄り、特に閉経後の女性に多い病気です。早期発見のためにも検査を受ける事をお勧めします。

当院では腰椎・大腿骨頚部の2カ所を測定するDEXA法を測定しております検査時間は5分程度寝ていただくだけで簡単に検査が行えます。

骨密度

一般検査・ポータブル検査

胸部や腹部をはじめ、頭部や四肢骨等に対してX線を利用して撮影する検査の事で単純検査ともいわれます。
他の放射線検査と比較して、簡便かつ迅速に画像を提供する事が出来ます。
当院では、フラットパネルを導入し病棟ポータブルなどにも迅速な画像提供を行なっております。