04-7131-2000

文字の大きさ

 

大腸内視鏡検査

binary comment

大腸内視鏡検査とは

先端にCCDカメラを装着した細い管(スコープ)を肛門から挿入し、直腸・大腸・空腸末端を観察します。必要に応じ、粘膜の一部を採取し、組織検査(生検)を行います。当院ではNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)や体に害のない色素を散布する(色素散布)ことによって、より正確な診断を可能としています。

大腸内視鏡検査の目的

主な目的はがんの早期発見です。その他にも、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病などの病変を確定診断します。

大腸内視鏡の種類についての解説

当院では細径内視鏡や、硬度可変式スコープ、拡大機能付き内視鏡を使用しております。患者さん一人ひとりにあった機器を使用することで、診断精度の向上や苦痛の軽減をはかります。

大腸内視鏡検査をお勧めする症状

PHM06_0162

内視鏡検査はがんの早期発見に極めて有用です。病気の発見が早ければ、お腹を切らずに内視鏡を使った軽度の治療で治る場合が多くあります。特に症状がない方であっても、年に一度の定期的な大腸内視鏡検査をお勧めします。なかでも、住民健診などで便潜血陽性の方は必須です。もちろん、腹痛・下痢・便秘などの症状のある方は医師の判断で必要になることがあります。

検査中にポリープがみつかったら

検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除可能な大きさ・形態であれば、切除することができます。その場合に備えて、皆さまに予めポリープ切除のための同意書をいただいています。

内視鏡治療とは

大腸内視鏡検査の苦痛緩和の取り組み

大腸内視鏡検査の苦痛は医師の技量に左右されるところがあります。当院では、熟達したエキスパートを揃えていますので、安心してお越しください。さらに、鎮静剤を使用することによって、ほぼ眠っている状態で検査を受けることもできます。苦しい思いをしたくない方や、痛いのが苦手の方には、鎮静剤をお勧めしています。一方、当日は車の運転ができない、アレルギーや呼吸抑制、血圧低下といった副作用が発症する恐れがあるので、事前に担当医師とご相談ください。

PHM06_0145