院長ご挨拶
職員が誇りを持てる働きがいのある病院
日頃よりAOI国際病院をご支持いただき感謝申し上げます。
さて、一般的な日常の社会は、コロナ禍も終わり、平穏を取り戻したかのように思えます。
しかし、病院をはじめとする医業界にとっては、この感染の影響がまだ強く残っております。
日本国中の医師を始めとする医療従事者がその努力によってコロナウイルス対策を行ってきましたが、いまだに、影響が残っております。
また、コロナ禍には、患者さんが病院受診を控える習慣が今も根強く残っていることも原因と言われています。現状では、日本の急性期病院の7割が収益減少に悩まされている状況です。当院でも病院運営の維持に邁進し努力を続けております。
これも、地域の住民の方々が、当院を頼っていただき、病院運営にご理解をいただいている賜物だと、日々感謝しております。コロナ禍が過ぎ去り、これから、医業経営を取り巻く環境は、さらに厳しくなる中、この川崎南部地域における医療を必死に維持するためにも、今後とも皆様方のご協力、ご厚情をお願い申し上げる次第でございます。
地域住民の皆様方の期待に応えるためには、充足された病院職員が一丸となって患者さんの対応を行う必要があります。当院の基本方針に掲げている運営の持続的安定を確保し病院としての責務を果たし、職員が誇りを持てる働きがいのある病院を目指すこと、これを合言葉に10数年に渡り川崎南部地域の医療に貢献してまいりました。
病院を取り巻く環境は、まだまだ厳しい状況ですが、ここ川崎南部において地域の皆様の健康を守るために今後も努力し続けたいと思っておりますので、これからもAOI国際病院を是非よろしくお願い申し上げます。
令和6年4月1日